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肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます。ワクチンの免疫には2種類のリンパ球が重要な働きをしています。単剤のみの投与であってもワクチンにより有効な血清型がカバーされますが、2剤の併用により強い免疫原性を示し半永久的に免疫に記憶されます。

定期接種 任意接種 23価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチン(ニューモバックス)

23種類の型(血清型)に対応し、1種類のリンパ球を刺激して広範囲な免疫を獲得します。5年経つと効果が弱まるので、5年ごとの接種が勧められています。定期接種または任意接種が可能です。※年齢によっては、助成金がでる場合があります。

任意接種 沈降13価肺炎球菌莢膜結合型ワクチン(プレベナー13)

13種類の型(血清型)に対応し、2種類のリンパ球を刺激して免疫を獲得します。免疫記憶が付き易いため、肺炎球菌に対する長期的な免疫を維持できると考えられています。任意接種が可能です。

肺炎球菌ワクチンは2種の併用をおすすめします

2種類の肺炎球菌ワクチンを接種することで、肺炎球菌による肺炎の予防効果はより高められると考えられています。はじめて肺炎球菌ワクチンを打つ方にはまずプレベナー(PCV13)を接種することを推奨しています。更にその6~12ヶ月後にニューモバックス(PPSV23)の接種を薦めています。
ニューモバックスを既に接種されている方は、2回目のニューモバックスの前にプレベナーを接種することをお勧めします。 ただしニューモバックス接種後1年以上経過していることが条件です。プレベナー接種後半年以上経過すれば、 いつでも2回目以降のニューモバックスの接種は可能です。
詳しくは「おとなの肺炎球菌感染症.jp」をご確認ください。

任意接種 インフルエンザワクチン

インフルエンザは、A型またはB型のインフルエンザウィルスが呼吸器に感染することにより起こる病気です。38度以上の高熱が2~3日続くことが特徴で、数日間寝込まざるを得ないことになりますが、通常は1週間以内に治ります。しかし、小児や老人では命に直結する例も珍しくありません。インフルエンザウイルスは毎年のように変異しながら流行を繰り返すため、予防接種は毎年受けることがすすめられます。また特徴として伝染力が強く、集中して感染することと、寒い時期しか生きていけず冬にしか発生しないので流行期の前、遅くとも11月末までにワクチン接種を済ませておくと良いでしょう。※年齢によって、助成金がでる場合があります。

インフルエンザウイルスの
説明動画はこちらから

任意接種 B型肝炎ワクチン

感染している家族、身の回りにいる人から感染します。慢性肝炎(ウイルスが残ったまま)となり、肝硬変や肝がんの原因になります。

任意接種 水痘・帯状疱疹ワクチン

初めて感染したときは『水ぼうそう』として発症します。治った後も水痘・帯状疱疹ウイルスは神経節に潜伏しますが、普段は免疫力によって活動が抑えられています。加齢やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが暴れだし『帯状疱疹』を発症します。強い痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間続きます。50歳以上では約2割の患者さんが、何ヵ月、時には何年も痛みが残る『帯状疱疹後神経痛(PHN)』になる可能性があります。接種対象年齢は50歳以上です。

帯状疱疹は50歳以上で発症率が高くなります。しかしワクチンにて予防することができます

帯状疱疹の発症には、加齢が関係しており、日本人では、50代から帯状疱疹の発症率が高くなります。50代、60代、70代と発症率は増加し、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になるといわれています。帯状疱疹になった患者さん全体のうち、約7割が50歳以上です。しかし、残りの3割には20代~30代も含まれており、若い人でも発症する可能性があります。なお、帯状疱疹発症率は年々増加しており、例えば60歳以上の年齢層では、1997年から2017年までの21年間で発症率が約1.5倍に増加していることが確認されています(宮崎県での調査より)。接種対象年齢は50歳以上です。詳しくは「帯状疱疹.jp」をご確認ください。

帯状疱疹ワクチンはどっちを選べばいいの?~ビケンとシングリックスの比較~

ビケン シングリックス
種類 生ワクチン 不活性ワクチン
対象者 50歳以上 50歳以上
接種方法 1回皮下注射
(1回7600円)
1回目から2~6ヵ月開けて合計2回目
(1回22000円)
帯状疱疹
予防効果
60~69歳:64%
70~79歳:41%
79~80歳:18%
60~69歳:97%
70~79歳:97%
79~80歳:90%
帯状疱疹後神経痛
予防効果
66% 50歳以上:100%
70歳以上:88%
副反応 発熱
水痘様発疹(3~5%)
注射部位疼痛(78%)
発熱、腫脹、筋肉痛など
長所 1回の接種で済む
価格が低い
免疫力が低下していても接種可能
予防効果が高い
免疫の持続期間が長い
(10年以上現在追跡調査中)
短所 免疫力が低下していると接種できない
免疫の持続時間が短い(5年)
2回接種する必要がある
価格が高い

定期接種任意接種 おたふくかぜワクチン

耳下腺、顎下腺が腫れて痛みがでます。感染しても無症状の人が3~4割くらいいます。合併症として、髄膜炎、脳炎、精巣炎、卵巣炎などがあり、特に千人に1人は難聴(片側が多いものの難治性)を起こすことがあります。

定期接種任意接種 麻疹・風疹ワクチン

現在日本では麻疹(はしか)、風疹ともに成人での罹患割合が高くなっています。成人がかかると重症になることが多く、とくに妊娠初期の妊婦が風疹にかかると赤ちゃんが先天性風しん症候群という病気を持って生まれる危険性があるため、成人にも接種が推奨されています。当院では、風疹も麻疹も予防できる『MR(麻疹・風疹混合)ワクチン』をおすすめしています。

麻疹

「はしか」ともよばれる、感染力が強い病気です。発熱・せき・鼻汁・めやに・発疹が主症状です。合併症として肺炎、中耳炎、脳炎があり、数千人に1人の割合で死亡するといわれています。

風疹

発しん・発熱・首や耳の後ろのリンパ節が腫れることを主な症状とする感染症です。合併症として、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。※公費負担で抗体価測定、ワクチン接種できる場合があります。

定期接種 ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン

ヒトパピローマウイルス(HPV)は子宮頸がんや、疣(いぼ)の一種尖圭コンジローマの原因になり、性行為だけでなく皮膚の接触により感染します。 HPVは、すべて女性の約80%が一生に一度は感染するといわれ、そのうち千人に1人くらいが子宮頸がんになるといわれています。 ワクチンにより約70%の子宮頸がんを予防できるとされ、性行為開始年齢前に接種することが重要です。 詳しくは『子宮頸がん予防情報サイト「もっと守ろう」』をご確認ください。

当院オリジナル「子宮頸がんワクチンの特集ページ」を作成しました。

子宮頸がんワクチンの特集ページ

定期接種 日本脳炎ワクチン

日本脳炎の発症者数は、毎年10名程度ですが、感染者数はその数百倍と言われています。日本脳炎は重大な病気でありワクチンでしか防ぐ予防法はありません。WHO(世界保健機構)も接種を強く勧めています。

定期接種 DT(ジフテリア・破傷風)ワクチン

ジフテリア

ジフテリア菌がのどに炎症を起こします。発熱と、犬が吠えているような咳、嘔吐などの症状がでます。重症になると心筋炎、神経麻痺を起こし、死亡することもあります。

破傷風

土の中にいる破傷風菌が傷口から侵入し感染します。顔の筋肉が硬直して引きつったような表情になり、口が開きにくくなり、やがて全身の激しいけいれんを起こします。死亡することもある重症感染症のひとつです。

任意接種 新型コロナウイルスワクチン

診療時間 日祝
8:50~12:00
14:00~17:00
17:00~18:30

休診日:火曜午後・土曜午後・日曜・祝日

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