こんにちは、
最近、患者さんよりも先にAIに話しかける時間が増えてきました(いや、これは本当に)。
「AIはなんでも知っている!」という声もあれば、
「AIって怖くない?病気のことまで任せていいの?」という不安も。
今日は、医療現場に忍び寄るAIと、どう向き合えばいいのか?
…という深いテーマを、できるだけゆる~く、笑いを交えてお届けします。
【AIの診察は優しいけど、ツッコミどころ満載】
先日、「頭が痛い」と入力した患者さんに、AIが返したアドバイスは…
「おそらく片頭痛でしょう。まずは寝ましょう。以上!」
いや、おいっっ!!!
…診察時間3秒か!
たしかに休息は大事・・・・。
でもそこには「診察」も「表情」も「念のため検査しましょう」もない。
ツッコミたくなる気持ち、医師としてわかります。
でもこれ、AIが「間違ってる」わけじゃない。
人間味が足りないだけなんです。
【AIは“助手”に最適、だけど“主治医”にはまだ早い?】
AIのすごいところは…
膨大な医学論文を一瞬で検索
ガイドラインの最新版を把握
薬の相互作用を瞬時にチェック
…まるで「一流の事務長 × 新人医師 × 秘書」が合体したような性能。
でも、
患者さんの顔色を見て「ちょっと様子が変だな」と気づく力、
「この人、家族のことを気にしてるんだな」と空気を読む力、
これはまだまだAIには難しい。
AIは“超優秀な助手”。でも、主治医の座はまだ人間がキープ中!
【医師のおすすめ「AIとの付き合い方」三か条】
「調べる」のはAI、「決める」のは自分
→ AIに聞いたら、主治医に相談しよう!
AIに振り回されず、使い倒すべし!
→ 例:AIで薬の副作用を調べて、質問リストを作ってから受診!
疲れたら、AIより猫を撫でよ。
→ 結局、癒しは“人”と“動物”が最強説。
【まとめ】
AIは確かに賢くなってきました。
でも、あなたの“ため息の深さ”や、“心配してるふりして笑ってる顔”を読み取るのは、
たぶん、まだまだ人間にしかできないこと。
名医として言わせてもらえば、
AIは怖がるものではなく、笑いながら使い倒すべき相棒。
上手に使えば、医療も、暮らしも、もっと優しく、もっと便利になります。