トップページ > お知らせ一覧 > 高血圧でも安心!暑い夏を乗り切る正しい「水分・塩分補給」ガイド
202506.19

1.高血圧と熱中症の関係


高血圧の人は、動脈硬化が進みやすく血流調整が苦手。


脱水で血液が濃くなると、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが上昇。


だからこそ「水分不足を防ぎつつ、塩分は必要最小限」がキーワードです。



2.「塩分補給」が気になる理由


汗で失うのは 水分 > ナトリウム日本人の平均食塩摂取量は 10g/日 と過剰

つまり 通常の食事で十分。


大量に汗をかくシチュエーションだけ、ナトリウムも一緒に補う必要があります。


3.シーン別:水分と塩分のとり方(添付画像1を参照)

4.経口補水液とスポーツドリンクの違い(添付画像2を参照)

5.よくある質問 Q&A


Q1. 塩タブレットは便利?


1粒で塩分0.5〜1g。水分なしで舐めると血圧が急上昇する恐れ。


必ず水と一緒に、1日の上限を決めて。


Q2. 梅干しで補給はダメ?


中粒1個で塩分1〜2g。


汗だくの後に1個+水コップ2杯ならOK。ほかの塩分は控えめに。


Q3. カリウムやマグネシウムも必要?


バナナ、トマトジュース、無塩ナッツで補給可能。


腎機能が低下している場合は過剰カリウムに注意。


6.薬との相互作用に注意


利尿薬:汗と一緒にナトリウム・カリウムが失われ低Na血症のリスク。


ACE阻害薬 / ARB:脱水で急性腎障害が起こることも。


めまい・立ちくらみ・動悸を感じたら、涼しい場所で休み医療機関へ。


7.毎日のセルフチェック


朝の体重:前日比±1kg以上 → 飲水量・塩分量を見直す


血圧手帳:暑い日の夕方に急上昇していないか確認


尿の色:濃い黄色は脱水サイン


まとめ


基本は「水をしっかり、塩は控えめ」


・大量発汗時は経口補水液/低糖スポーツドリンクで“必要最小限”をプラス


・1日の食塩総量 6g未満を守りながら、薬・腎機能に応じて医師に相談


・体重・血圧・尿量を毎日チェックして、熱中症と血圧上昇を同時に防ぎましょう。


この夏も、安全に、そして快適にお過ごしください!

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