毎年なんとなく受けている健康診断。でも、血液検査の「数値の意味」
がよくわからない…なんてことありませんか?
今回は、よく出てくる血液検査の基本項目を、解説していきます!
1. AST・ALT(肝臓の数値)
「肝臓、沈黙の臓器」と呼ばれるように、
具合が悪くなっても症状が出にくいです。
AST(GOT):筋肉にも関係あり、肝臓以外の炎症でも上がる
ALT(GPT):ほぼ肝臓だけに関係している
2. γ-GTP(お酒好きは要注意)
主に肝臓や胆道の状態を表します
特にお酒の飲みすぎで上がるのがこの項目!
3. 中性脂肪・HDL・LDL(脂質のバランス)
中性脂肪:食事の影響を受けやすい
HDL(善玉):血管のお掃除係
LDL(悪玉):コレステロールを血管に運ぶ(たまりすぎ注意)
昔は「卵=悪玉コレステロールのもと」と言われていましたが、
現在は1日1〜2個なら問題なしというのが主流です。
4. 血糖(空腹時血糖・HbA1c)
空腹時血糖:その時の血糖値
HbA1c:過去1〜2か月の血糖の平均的な値
「HbA1c」は「エイワンシー」と読みます。
糖が赤血球にどれくらい“ベタベタ”くっついてるかを見ます。
5. クレアチニン・eGFR(腎臓チェック)
クレアチニン:筋肉から出る老廃物。腎機能の目安
eGFR:腎臓がどれくらい働いているかを%で表す指標
eGFRが60を下回ると「慢性腎臓病」の可能性あり。
高血圧や糖尿病の人は特に要注意です。
最後に:数字の背景には「生活」がある
健康診断の結果は「ただの数字の羅列」に見えても、
あなたの生活習慣そのものを映し出す鏡です。
ちょっとした改善(睡眠・食事・運動)で、
数字はちゃんと変わっていきますよ!
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