トップページ > お知らせ一覧 > 健康診断の血液検査、項目の見方をやさしく解説
202506.04

毎年なんとなく受けている健康診断。でも、血液検査の「数値の意味」

がよくわからない…なんてことありませんか?


今回は、よく出てくる血液検査の基本項目を、解説していきます!


1. AST・ALT(肝臓の数値)

「肝臓、沈黙の臓器」と呼ばれるように、

 具合が悪くなっても症状が出にくいです。


AST(GOT):筋肉にも関係あり、肝臓以外の炎症でも上がる


ALT(GPT):ほぼ肝臓だけに関係している


2. γ-GTP(お酒好きは要注意)


主に肝臓や胆道の状態を表します


特にお酒の飲みすぎで上がるのがこの項目!


3. 中性脂肪・HDL・LDL(脂質のバランス)


中性脂肪:食事の影響を受けやすい


HDL(善玉):血管のお掃除係


LDL(悪玉):コレステロールを血管に運ぶ(たまりすぎ注意)


昔は「卵=悪玉コレステロールのもと」と言われていましたが、

現在は1日1〜2個なら問題なしというのが主流です。


4. 血糖(空腹時血糖・HbA1c)


空腹時血糖:その時の血糖値


HbA1c:過去1〜2か月の血糖の平均的な値

「HbA1c」は「エイワンシー」と読みます。

糖が赤血球にどれくらい“ベタベタ”くっついてるかを見ます。


5. クレアチニン・eGFR(腎臓チェック)


クレアチニン:筋肉から出る老廃物。腎機能の目安


eGFR:腎臓がどれくらい働いているかを%で表す指標

eGFRが60を下回ると「慢性腎臓病」の可能性あり。

高血圧や糖尿病の人は特に要注意です。


最後に:数字の背景には「生活」がある

健康診断の結果は「ただの数字の羅列」に見えても、

あなたの生活習慣そのものを映し出す鏡です。


ちょっとした改善(睡眠・食事・運動)で、

数字はちゃんと変わっていきますよ!


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